2009年11月30日月曜日

マーラー交響曲 カラヤン


マーラーの交響曲を生で聞いて印象深かったのは,これも随分昔の話になりますが,カラヤン/ベルリンフィルの来日公演で第六番を聴いたとき.東京・杉並の普門館での演奏会でしたが,ともかく大きな会場で,前方斜めの柱が邪魔になったことを覚えています.
カラヤン/ベルリンフィルのライブはそれが最初で,最後になりましたが,出だしからのまた,終楽章の圧倒的な音に酔いました.また,あの印象的なアダージョも満足でした.
Webで調べてみると,その演奏会は1979年10月だったようで,カラヤンの亡くなる10年程前ですが,演奏後,精根尽き果てた感で退場する姿を思い出します.

2009年11月27日金曜日

ベルナルド・ハイティンク マーラー交響曲第五番


クラウディオ・アバドを知ったのは,私のロンドン滞在も最後近かったかと思います.それまでは,前述の理由によりベルナルド・ハイティンクとロンドンフィルの音が好きでした.そのハイティンクが当時のアムステルダム・コンセルトヘボウを引き連れてロンドン公演を行いました.私の聞いた演目はマーラーの第五番.感動しました.それまで,マーラーは第一番の巨人程度しか聴いたことがなかったのですが,この曲のハイティンク,コンセルトヘボウの演奏,圧倒的な音とまた繊細さ,たちまち魅入られてしまった次第です.

前述したように,帰日してから,ブラームスの交響曲全集はアバド/ウィーンフィルのLPを購入したのですが,その後,思い切って(もっぱら,財布の面でですが)ハイティンク,コンセルトヘボウのマーラー交響曲全集を入手しました.
両全集,CDで出ないものですかね.

2009年11月26日木曜日

なぜ,指揮者によって音が違うのか?



オーケストラの音が指揮者によって違ってくるのは当然のこととしてよく言われます.ですが,私にとって,ロンドン交響楽団の音が,アンドレ・プレヴィンとクラウディオ・アバドとでこんなにも違うものかと,まさに愕然としました.
演奏自体が違うのはわかります.テンポとか音の大小,クレッシェンド/デクレッシェンド,いわゆる情感表現としての具体的な物理表現の違いによる演奏の違い.ところが,私が感じたのは音の違い,音色も含めたすっきりさも違うのです.
そこで,私はこう考えました.指揮者の音出しの指示の仕方,これは色々個性があります.楽員にとってそろえやすいものと,そうでないもの.指揮法が「サッ」という感じと「サー」という感じ.そろってないと言っても,プロのオケメンバーですので,明らかにあってないと言うことはありません.本当に微妙な違い,それが合奏として合わさったとき,音色の違いとして現れるのではないでしょうか?
完全きっちり合うということが必ずしもいいと言うことではなく,合いすぎると機械的な演奏,ということになるかもしれません.邦楽器の演奏では,意図的に合わせないようにする場合もあります.いずれにしましても,ずれとわからないずれがオケのような多人数合奏になると音色や音の切れの違いになって現れるのではないでしょうか? 私はそう考えています.
別にプレヴィン氏がまずい,ということではないのですが,私はアバド氏のすっきりした明快な演奏が好きでした.

2009年11月25日水曜日

クラウディオ・アバド ロンドン交響楽団


30年以上も前の話です.1977年10月から1年半ばかり,私はある仕事でロンドンにいたことがあります.仕事で徹夜と言うことも結構あったのですが,コンサート三昧の生活もしていました.
当時のロンドン交響楽団(ロンドンシンフォニー)の主席指揮者はアンドレ・プレヴィン氏.ロンドンで有名なもう一方の楽団はロンドンフィルハーモニー管弦楽団ですが,そこの主席指揮者はベルナルド・ハイティンク氏.彼はオランダのアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(現在はロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団)も兼務していたかと思います.
さて,ハイティンク指揮するロンドンフィルですが,きりっと引き締まりきびきびした演奏で好きでした.一方のプレヴィン指揮のロンドンシンフォニーは何かもやーっとした感じ.あまりすっきりした感じがしませんでした.私にとってはロンドンシンフォニーの方がネームバリューとして有名と思っていたので何か違和感がありました.
それが,..
あるとき,クラウディオ・アバド氏(彼は当時ウィーンにいたと思いますが)がロンドンシンフォニーの客演指揮をしたとき,今までのロンドンシンフォニーとはまるで違った音がしました.もやが晴れて非常にすっきり,躍動感も含めて,私好みの音が鳴り響いたのです.指揮者によってこんなにも違った音になるのかと本当に感じ入りました.
私が帰日してから,アバドがロンドンシンフォニーの主席指揮者になったのを知りましたが,まさに,うべなるかなでした.その後のベルリンフィル音楽監督就任も私にとっては納得の出来事でした.

クラシックミュージック

2009年11月24日火曜日

ブラームス交響曲 クラウディオ・アバド


最近購入した,ブラームス交響曲全集は,前に紹介したサイモン・ラトル,ベルリンフィルのものですが,私が初めて購入したブラームス交響曲全集は,クラウディオ・アバド,ウィーンフィルのLPレコードです.まだCDが世にない時代,30年近く前の話でしょうか...
その後,アバドがカラヤンの後任としてベルリンフィルの芸術監督になってから録音した,彼とベルリンフィルのCDを全集ではなく単品で今日は第1番,来月は第2番,という具合に集めていきました.
アバドの演奏はブラームスだけではなく,ベートーベン,マーラー等も好きです.好きになった理由,それは心底感じ入った経験がありました.それは次回以降で...

2009年11月21日土曜日

石丸寛 ブラームス交響曲第4番



●ブラームス:交響曲第4番
■石丸寛指揮 東京交響楽団
CD//国内盤 {DDD} BMG-RCA*BVCC37038
 発売:93年/定価:2039円/録音:1997年ライヴ/収録時間:40分

昨日,投稿した後にインターネットで調べてみると,掲題のCDがありました.
皆中古ですが,結構な値段をつけています.(4千円台)
千円台のショップも結構あるのですが,皆「売り切れ」表示.
プレミアム価値がありますね.

2009年11月20日金曜日

ブラームス交響曲第4番 石丸寛


私が好きな交響曲の1,2位に,ブラームスの第4番が来るかと思います.好きになったきっかけの一つに,指揮者の石丸寛氏が亡くなられる前に,癌での闘病中,もう一度振りたい曲,最後に振りたい曲としてこれをあげられ,「あの天女のような...云々」とTVで言われていたことがあります.多分,第一楽章のことを言われていたのだと思いますが.
私は石丸氏と同郷の福岡出身ということもあり,また当時,氏は「題名のない音楽会」や「ゴールドブレンドコンサート」などでマスコミへの露出も多く,注目していた人でした.当時,私が興味を持っていた,邦楽器による現代曲演奏団体「日本音楽集団」で,石丸氏が客演指揮をすると,ぐっと引き締まった演奏になっていたのも,彼を好きになった一因かと思います.
はたして,氏は亡くなられる前に,「天女のような..」曲を演奏できたのでしょうか?亡くなられる前年の「石丸寛・指揮生活45周年記念・東京交響楽団特別演奏会」が最後のステージだそうですが,どうだったのでしょう?
ご存じの方いませんか?